マインツとの裏天王山に臨んだボーフム、ラストプレー被弾で痛恨ドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ボーフムは27日、ブンデスリーガ第9節でマインツをホームに迎え、2-2で引き分けた。ボーフムのFW浅野拓磨は85分までプレーしている。

前節フライブルク戦では浅野がパシエンシアのスーパーゴールをアシストしたものの逆転負けとなった17位ボーフム(勝ち点4)は、浅野が[3-4-2-1]の左シャドーでスタメンとなった。

最下位マインツ(勝ち点2)に対し、開始3分にFKの流れからベルナルドのボレーが枠を捉えたボーフムだったが、GKゼントナーのビッグセーブに阻まれる。

良い入りを見せたボーフムは18分、CKの流れでシュロッターベックがダ・コスタに足を蹴られてPKを獲得。これをシュテーガーが決めて先制した。

ハーフタイムにかけてはマインツの反撃を許さなかったボーフムが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半開始1分、ボーフムは追加点に迫る、しかしブロシンスキがネットを揺らすもオフサイドがありノーゴールに。

すると59分に追いつかれる。CKの流れからカシにボックス左からシュートを打たれると、シュロッターベックに当たってゴールに吸い込まれた。

追いつかれたボーフムはパシエンシアとホフマンの両ストライカーを投入。浅野はトップ下に入った。

すると終盤の82分、不運なオウンゴールを献上してしまったシュロッターベックが勝ち越しゴールを奪う。シュテーガーの左CKからヘディングシュートを流し込んだ。

85分に浅野がピッチを後にした中、89分のバルコクのミドルシュートをGKリエマンがセーブしたボーフムがこのまま逃げ切るかと思われたが、ラストプレーの追加タイム6分に落とし穴。

FKの流れからクラウスにコントロールシュートを決められ、直後にタイムアップ。痛恨のドローに終わり、今季初勝利はお預けとなった。

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