ソン・フンミン2戦連発、首位トッテナムが堅守パレスをこじ開けて3連勝【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

トッテナムは27日、プレミアリーグ第10節でクリスタル・パレスとのアウェイ戦に臨み、2-1で逃げ切った。

前節フルアム戦をソン・フンミンの1ゴール1アシストで快勝し首位をキープしたトッテナム(勝ち点23)は、出場停止明けのビスマが先発に復帰。ウドジェがコンディション不良により欠場となってベン・デイビスがスタメンとなった。そしてヒザのケガで長期離脱していたベンタンクールがベンチ入りした。

11位パレス(勝ち点12)に対し、ソン・フンミンを最前線に、2列目に右からクルゼフスキ、マディソン、リシャルリソンと並べたトッテナムが押し込む流れで立ち上がっていく。

しかし6分、アイェウにGK強襲のシュートを打たれると、直後の7分にはピンチ。FKの流れからボックス中央のエドゥアールに決定的なシュートを打たれるも、GKヴィカーリオが好守で凌いだ。

その後もトッテナムがボールを持ったものの好機を作れずゴールレスで前半を終えた。

パレスの守備を攻略できずに迎えた後半、開始8分にトッテナムがスコアを動かす。ボックス右からマディソンが鋭いクロスを送ると、ウォードのオウンゴールを誘った。

さらに66分、トッテナムが突き放す。直前に投入されていたジョンソンがマディソンとの連係でボックス左に侵入。マイナスに折り返したクロスをソン・フンミンが合わせた。

その後はトッテナムが試合をコントロール。終盤にはベンタンクールが投入された中、追加タイムにアイェウに1点差に詰め寄られるゴールを許すも2-1で逃げ切り勝利。3連勝として首位をキープしている。

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