フィールディング・バイブル賞の受賞者が決定 守備の名手がズラリ

日本時間10月27日、各ポジションで最も守備の上手い選手を表彰するフィールディング・バイブル賞の受賞者が発表された。受賞者は16人の専門家の投票によって決定され、投票者はデータに基づいて各ポジションの1位から10位までを選出。これを1位10ポイント、2位9ポイント、3位8ポイントといった具合に集計し、受賞者が決まる(満票は160ポイント)。リーグ別ではなくメジャー全体から選出されるため、受賞者は「メジャー全体でそのポジションの守備が最も上手い選手」と言えるだろう。

フィールディング・バイブル賞では伝統的な9ポジションに加え、複数の守備位置をこなした選手をマルチポジション部門で表彰している。今季は10人の受賞者のうち4人が初受賞。マルチポジション部門で受賞したムーキー・ベッツ(ドジャース)は右翼手として受賞した5度と合わせて通算6度目の受賞となり、アンドレルトン・シモンズとヤディアー・モリーナが持つ最多記録に並んだ。また、今季から新設された最優秀守備選手(メジャー全体から1人を選出)にはキブライアン・ヘイズ(パイレーツ)が選ばれている。

今季のフィールディング・バイブル賞の受賞者は以下の通り。

最優秀守備選手:キブライアン・ヘイズ(パイレーツ)
投手:ザック・グレインキー(ロイヤルズ)3度目
捕手:ガブリエル・モレノ(ダイヤモンドバックス)初
一塁手:クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス)2度目
二塁手:アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)初
三塁手:キブライアン・ヘイズ(パイレーツ)2度目
遊撃手:ダンズビー・スワンソン(カブス)初
左翼手:スティーブン・クワン(ガーディアンズ)2度目
中堅手:ケビン・キアマイアー(ブルージェイズ)3度目
右翼手:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)初
マルチ:ムーキー・ベッツ(ドジャース)6度目※
※ベッツは右翼手部門で5度、マルチポジション部門で1度

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