米の銃乱射、容疑者死亡で発見 自殺か、頭部に弾痕

27日、米メーン州で銃乱射事件の容疑者を捜索する警察(ゲッティ=共同)

 【ルイストン共同】18人が死亡した米東部メーン州ルイストンの銃乱射事件で、ミルズ州知事は27日、殺人容疑の逮捕状を取って行方を追っていたロバート・カード容疑者(40)が同州リスボンで遺体で見つかったと発表した。CNNテレビによると、頭部に銃弾を受けた痕があり、自殺とみられる。

 ルイストンから約13キロ離れた森の中で見つかった。カード容疑者が最近解雇されたリサイクルセンターの近くだった。警察はカード容疑者がすでに死亡している可能性も考慮し、27日は同州の川を潜水士や音波探知機(ソナー)で捜索していた。

 州当局は27日、犠牲者は14~76歳の男女18人だったとして氏名を公表した。

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