CLで負傷したセルティック旗手、数週間の離脱へ 指揮官「昨年も負傷があった。原因を見つける必要がある」

写真:セルティックの旗手が再負傷

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、同クラブに所属する日本代表MF旗手怜央の負傷について言及した。

旗手は、現地時間10月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節のアトレティコ・マドリード戦に先発出場。しかし、試合開始直後に足にトラブルを抱えたため、前半7分にベンチへと下がった。交代する際、旗手の目には涙が浮かんでいた。

スコットランドメディア『THE NATIONAL』によると、27日の記者会見に出席したロジャーズ監督は、旗手が少なくとも数週間離脱することを明かした。

「(復帰までの)明確な目標はないが、彼はほぼ間違いなく数週間離脱することになるだろう」

また、指揮官は旗手の負傷状況が「かなり悪い状態に見える」とコメント。「彼は昨年もハムストリングの負傷で離脱していた。その原因を見つける必要があるだろう」と語っている。

今季、旗手は負傷に苦しんでいる。8月13日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第2節のアバディーン戦でふくらはぎを負傷すると、以降は約1カ月ほどの戦線離脱を強いられた。復帰後はセルティックや日本代表で好パフォ―マンスを披露していただけに、悔しい再負傷となってしまった。日本代表は、11月にFIFAワールドカップ(W杯)カナダ・メキシコ・アメリカ2026アジア2次予選のミャンマー代表戦とシリア代表戦を控えており、旗手の負傷は選考にも影響を及ぼしそうだ。

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