米下部2選手が“ゴルフ賭博”でPGAツアーから出場停止処分

ビンス・インディアは米下部ツアーでプレーする34歳※撮影は9月「シモンズバンクオープン」(Alex SlitzGetty/Images)

PGAツアーは27日、米下部コーンフェリーツアーでプレーするビンス・インディアとジェイク・スタイアーノに対し、プロゴルフへの賭博で出場停止処分を下したことを発表した。

ツアーはX(旧Twitter)で「両選手ともPGAツアーの大会で賭けを行ったが、自分が出場した大会ではない」と説明。PGAツアーのインテグリティ・プログラム違反となり、インディアは9月18日から6カ月、スタイアーノは9月11日から3カ月にわたってツアーの競技に出場することができない。

34歳のインディアはアイオワ大を経て2011年にプロ転向。今季コーンフェリーツアーで22試合に出場してトップ20入りがなく、予選落ち11試合でポイントランキング129位だった。PGAツアー出場は18年「ジョンディアクラシック」(予選落ち)が最後となっている。

26歳のスタイアーノはコロラド州立大から19年にプロ転向。今季コーンフェリーツアーでは出場8試合のうち5試合で予選落ちを喫した。ポイントランクは169位。キャリアでPGAツアー出場経験はなかった。

ともに処分期間と重なるため、来季のPGAツアー、コーンフェリーツアーの出場権をかけた予選会に出場することはできない。

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