挽回中のユナイテッドDFマグワイア、シティとのダービーへ意気込み 「マンチェスターが赤になることを願っている」
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが29日に迎えるマンチェスター・ダービーについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。
エリク・テン・ハグ体制2年目の今シーズンは、ピッチ内外の問題が重なり厳しいスタートを切ったユナイテッド。それでもプレミアリーグ第8節のブレントフォード戦、第9節のシェフィールド・ユナイテッド戦をなんとか勝利で終え、今シーズン初のリーグ2連勝を達成。24日にはチャンピオンズリーグ(CL)のコペンハーゲン戦で勝利し、公式戦3連勝を飾っている。
今夏移籍の噂もありながらコペンハーゲン戦では決勝点をあげる活躍を見せたマグワイアは、29日に行われる第10節マンチェスター・シティ戦についてコメント。昨シーズン3冠を達成したライバルとの一戦を「大きなチャンス」と表現し、勝利のために意識していることを語った。
「(リーグ)3連勝を達成しつつある。それは僕らが楽しみにしていることだ。ファンが僕たちのすぐ後ろにいて、オールド・トラッフォードが素晴らしい雰囲気になることはわかっている。ファンはいつだって力強いパフォーマンスを発揮し、結果を出すことを期待しているし、僕ら自身もそれは同じだ」
「彼ら(シティ)が昨シーズン何をしたかわかると思う。本当に強いチームだし、スカッドも強力で、素晴らしい監督もいる。厳しいテストになることはわかっているが、マンチェスター・シティのことだけに集中しているわけではない。僕らは自分たちのことに集中し、持ち前の能力を確実に発揮できるよう取り組む。そうすれば、あらゆるチャンスを得られるはずだ」
また、マグワイアはダービーを制する上で、冷静さと闘争心を両立させることも重要だと述べた。
「感情をコントロールしたいところだけど、同時に腹の底から火が出るような、ピッチ上でのアグレッシブさも求められる」
「確実にそれをコントロールし、11人でピッチに留まるんだ。きっとそれが極めて重要になる」
「ダービーを前にして、街中のざわめきが伝わってくる。さっきも言ったように、マンチェスターが赤になるか、青になるかだ。できれば日曜日(29日)に赤になっていることを願っている」
