「勇敢に攻撃を続ける」勝てば首位浮上のチャンス、チャビ監督がクラシコへ意気込み「どちらが有利ということはない」

クラシコの勝利で首位奪還を目指すチャビ監督[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”について語った。

28日、ラ・リーガ第11節でバルセロナとマドリーが対戦。今季最初の“エル・クラシコ”が行われる。

バルセロナはここまで10試合を戦い7勝3分けの勝ち点24で3位。マドリーは8勝1分け1敗の勝ち点25で首位に立っている。

両者の勝ち点差は「1」であり、バルセロナとしては勝てば首位に浮上する一戦。今季無敗をキープすることにもなる。

試合を前にしたチャビ監督は「選手全員がクラシコでプレーしたいと思っており、それは監督にとって素晴らしいことだ」と言及。一方で、ケガ人などの問題も抱えており、「100%の選手だけがプレーする」とコンディションを優先すること明言した。

もちろん勝つと負けるとでは大きな差となる“エル・クラシコ”だが、「順位でエル・ブランコを追い越せる自信につながる」と語り、首位浮上ということが選手たちのモチベーションにもなるとした。

当然目標勝つこと。チャビ監督は「マドリーのような強力なチームと対戦するための選択肢はたくさんある」とし、ゲームプランなどについては多くを語らず。ただ、「慎重になる必要があるが、ゲームモデルや哲学を変えるつもりはない。勇敢に攻撃を続けるつもりだ」と、自分たちのスタイルを貫くことを明言した。

今シーズンは改修のためにカンプ・ノウではないが、どちらが有利ということはないとコメント。「どちらが有利ということはない。クラシコは予測不可能だ。勝利は各チームの50%だ」と、可能性は平等だとした。

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