古橋&前田先発も見せ場作れず…決め手欠いたセルティックが格下相手のゴールレスドローで連勝が「6」でストップ【スコティッシュ・プレミアシップ】

[写真:Getty Images]

セルティックは28日、アウェイで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第10節でハイバーニアンと対戦し、0-0で引き分けた。

リーグ6連勝で首位を快走するセルティックは、9位のハイバーニアンとのアウェイゲームでさらなる連勝を目指した。グループステージ初勝利を狙った直近のチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦ではFW古橋亨梧のゴールなどで2度のリードを得るも、これを守り切れずに2-2のドローに終わった。

そのドローから仕切り直しの勝利を目指したこの試合では古橋、FW前田大然がスタメン出場。DF岩田智輝はベンチスタートとなり、負傷のMF旗手怜央は、DF小林友希と共にベンチ外となった。

CLでの激闘の影響を感じさせるやや重たい入りとなったセルティックは、普段のように圧倒的に主導権を握ることはできず。序盤は散発的な攻撃にとどまり、古橋や前田もなかなか良い形でボールを受けられない。

以降も膠着状態が続く中、前半終盤にかけてボール保持率を高めて相手を押し込む形となったセルティックは、マクレガー、パルマと徐々に相手GKを脅かし始めると、前田も前半終了間際に左足を一振りするが、難なくセーブに遭い、チームとしてさしたる決定機を作れぬまま前半終了を迎えた。

後半なかなか攻撃でリズムを掴めないセルティックは57分、前田を下げてフォレストを投入。直後には古橋が前向きな仕掛けでボックス内への侵入を試みるが、ここは相手DFにボックス手前でファウルで止められる。

ここからギアを上げたい古橋だったが、65分にはオ・ヒョンギュとの交代でピッチを後にし、消化不良の形で一足早く試合を終える形となった。

その後、セルティックは試合終盤にかけて攻勢を強めたが、フォレストらがボックス内での決定機をことごとくものにできない。結局、ボール支配率71%、シュート21本とスタッツ上は相手を圧倒も、枠内シュートわずか4本に終わったフープスは格下相手のゴールレスで、リーグ連勝が「6」でストップした。

ハイバーニアン 0-0 セルティック

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