インターネットで運転免許証を偽造か 自営業の男(54)を再逮捕 職務質問の警察官で提示 偽造サイト・工場も捜査へ

インターネットを利用して運転免許証を偽造し、警察官に提示したとして、28日夜、54歳の男が再逮捕されました。

有印公文書偽造・公使の疑いで再逮捕されたのは、広島市南区元宇品町に住む自営業の男(54)です。

県警の発表によりますと、男は何者かと共謀して、インターネット回線で自分の顔の画像データを送信するなどして、広島県公安委員会作成名義の運転免許証1枚を偽造し、13日、宇品海岸1丁目にあるコンビニエンスストアの駐車場で警察官に職務質問された際に真正なものと装って提示した疑いがもたれています。

取り調べに対して男は「インターネットを利用して偽造したが、真正なものとして装ったつもりはない」と供述し、容疑を一部否認しているということです。警察は、男が利用したインターネットの免許証偽造サイトや工場についても捜査することにしています。

男の運転免許証は4年前に失効していて、13日に車を無免許で酒気帯び運転した疑いで逮捕。24日には、別の無免許運転の疑いで再逮捕されていました。

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