「毎日22分」のエクササイズ、座り生活の悪影響を帳消しか 死亡リスク低下の効果 北欧の研究結果

毎日22分のエクササイズ(運動)が、座ってばかりの生活による悪影響を帳消しにする効果があることが分かってきた。デスクワークやテレビを長時間見るなど、座る時間が長い人々は早死にする傾向があるものの、中高強度身体活動(MVPA)を短時間行うことで、そのリスクが軽減できるという。

中程度の活動の例としては、早歩きや窓ふきといった大掃除、バドミントンなどが挙げられている。今回の研究結果は、英政府が推奨する週に合計2時間半(毎日21分)のMVPAの効果を裏付けるものとなった。

ノルウェー北極大学で実施された研究を指導したエドヴァルド・サゲルヴ氏は説明する。「我々の研究を通して、1日に12時間以上座っている人々だけが死亡リスクが高いことが分かりました」「長時間オフィスにいたりテレビを見たりといった、座りながらする行動すべての行動についてです」

「しかし22分の運動によって、座ってばかりの生活が原因の死亡リスクが取り除かれるのです」「そして毎日22分以上することで死亡リスクが下がることがわかりました。基本的には長くするほど効果は上がります」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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