【足利】農福連携に取り組むNPO法人あがた農楽園が、東武伊勢崎線県（あがた）駅南側の緑地帯で育てたコスモスが見頃を迎えた。同法人は、沿線を彩るコスモスをぜひ摘み取りに来てほしいと呼びかけている。
緑地帯は同法人が市から管理を委託されている。会員たちが7月、約30アールに種をまき、風雨になぎ倒されながらもピンク、紫、白色の花を咲かせた。11月いっぱいまで楽しめる見込み。
24日は群馬県邑楽町のデイサービス施設の利用者10人ほどが見学。職員らが花を摘み、花束にして渡すと「きれい」「（持ち帰って）家族に見せる」などと喜んで受け取っていた。
同法人の石川隆道（いしかわたかみち）理事長（71）は「きれいに咲いた喜びをみんなで分かち合いたいので、ぜひ来てほしい」と話している。(問)石川理事長090.1619.8678。
