那須塩原のおっきな“魅力”親子で体験 塩原大根を収穫

大根を収穫する参加者

 【那須塩原】農作業などを通して身近な市の魅力に触れる市主催のイベント「那須塩原を親子で体験しよう」が21日、中塩原の白戸地区の畑で開かれ、児童と保護者約40人が塩原大根の収穫を体験した。

 同イベントは、市内在住の子どもたちに市の魅力を知ってもらおうと昨年度始まった。

 参加者は、耕作放棄地の整備などに取り組む一般社団法人「青空プロジェクト THE DAY(ザ デイ)」が育てた塩原大根の収穫を体験した。大きく育った大根を選び、両手でまっすぐと引き抜いた。

 同法人の君島陽一(きみしまよういち)代表(42)は「生産者が減っている塩原大根や、中山間地域の農業について興味を持ってもらえれば」と話した。

 高林小3年川島慧大(かわしまけいた)君(9)は「力を入れると大根が抜けた。10本くらい収穫できて楽しかった」と笑顔で話した。

大根を収穫する参加者

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