7年ぶり6回目の優勝・作新が秋の関東制す 「先発野手全員複数安打!」 秋の高校野球関東大会

 秋の関東高校野球は29日、宇都宮市の県営球場で決勝が行われ、栃木1位の作新学院が山梨1位で昨年(2022年)覇者の山梨学院と対戦しました。

 今大会打線が好調の作新学院は、この試合も5回表にヒットが二ケタに達しますが、2対1と相手を突き離せません。

 6回表、作新は2アウトランナー1塁2塁で代打の粒良。小針監督が「1球にかける練習を続けてきた」と話す粒良を勝負どころで起用。粒良はタイムリーを放ち指揮官の期待に応えます。

 圧巻は3対2と作新1点リードで迎えた終盤7回表の作新の攻撃。破竹の7連打を含む打者11人の猛攻で一挙6点。止まらない打線にスタンドは沸き立ちます。

 作新は8回表にも2アウトから5連続ヒット。見事な集中打で3点を奪い、最終回にも1点加えた作新は4人が4安打など先発野手全員「複数」安打、ヒット28本でさらにノーエラー。

 去年の優勝校、山梨学院を13対4で破って7年ぶり6回目の優勝を果たしました。

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