全国高校サッカー県大会 長総大付×海星 長崎日大×国見 4強入り

【準々決勝、九州文化学園-海星】前半1分、海星のMF本村(左)が激しいタックルでボールを奪う=島原市、県フットボールセンター

 サッカーの第102回全国高校選手権県大会第4日は29日、島原市の長崎県フットボールセンターで準々決勝4試合が行われ、長崎総合科学大付、海星、長崎日大、国見が4強入りした。
 長総大付は創成館に5-1で快勝した。前半18分にオウンゴールで先制すると、前半終了間際にMF金城がこぼれ球を押し込んで2-0。後半18分に1点を返されたが、MF尾島の2本のPKなどで突き放した。創成館は7年連続のベスト4進出はならなかった。
 海星は初の4強入りを狙った九州文化学園に2-0で競り勝った。スコアレスで迎えた後半2分、MF池上の左クロスをMF本村が左足で合わせて先制。35分に途中出場のMF橋本がドリブル突破から追加点を奪った。
 長崎日大はノーシードで勝ち上がってきた長崎南山を5-1で退けた。前半15分のMF池田のミドルシュートを皮切りに、33分にDF松尾、40分にMF内山がネットを揺らした。後半にも2点を加え、長崎南山の反撃を1点に抑えた。
 国見はFW西山の3得点1アシストの活躍で諫早商を4-0で下した。西山は、前半24分に左クロスを頭で合わせて先制ゴール。4分後にドリブル突破から加点すると、後半開始早々にMF出田のゴールをお膳立て。9分にハットトリックを達成した。
 第5日は11月5日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で長総大付-海星(11時)、長崎日大-国見(14時)の準決勝2試合を実施する。

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