物音に敏感なアオリイカ ガラスにぶつかって死ぬことも 飼育が難しい中で展示に挑戦した水族館

愛知県蒲郡市の竹島水族館で、飼育が難しいと言われる“アオリイカ”が展示されています。

イカの中では高級食材として知られる「アオリイカ」は物音などに敏感で、ガラスにぶつかって死んでしまうこともあり、常設展示をしている水族館は全国にほとんどありません。

竹島水族館では、飼育員が三河湾で釣ったアオリイカを1か月近くバックヤードで飼育し、初の展示にこぎつけました。

(客)
「間近で(イカの)色が変わるのを見られて楽しい」
「生きているアオリイカをなかなか見たことがなかったから、うれしい」

(飼育員の桃井駿介さん)
「生きている時ならではの動きや体の色の変化に注目してみてほしい」

竹島水族館は今後、展示するアオリイカの数を増やしたいとしています。

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