紅葉が進んできた札幌市内。
みんテレでは、風景画家の酒井芳元先生に風景画家ならではの紅葉スポットの見つけ方を教えてもらいましたよ
教えてくれたのは…
紅葉スポットを教えてくれたのは、酒井芳元先生。
繊細で美しい水彩画にはファンも多く、主宰する絵画教室も大人気なんです。
「この40年間、秋になるとどこか(紅葉が)きれいな所はないかとワクワクしながら、時間帯や光の状態などを考えながら、良い(紅葉)スケッチポイントを探しています」と酒井先生。
まさに紅葉の達人なんです！
まずは「道庁赤レンガ庁舎 前庭」へ
最初に訪れたのは『道庁赤レンガ庁舎 前庭』。
酒井先生によると、紅葉は逆光でより美しく見えるんだそう。
そのため、紅葉スポットを探す際は太陽に向かって歩きながら探すのがポイントだといいます。
そんな酒井先生お気に入りの紅葉スポットがこちら。
右の方には池もあり、鏡のようになるので、紅葉の美しさも2倍にすることができると思う」と酒井さん。
水辺はおすすめスポットの1つだそうです。
絵画もとっても素敵ですよね。
「中島公園」のおすすめスポットは？
続いて訪れたのは『中島公園』。
様々な紅葉スポットを訪れてきた酒井先生ですが、こちらの色彩はとても美しいといいます。
中でもおすすめなのが、公園内にある『豊平館』。
窓枠や玄関の美しい水色と紅葉とのひびき合いが良いそうです。
「もう少し葉が落ちていくと、建物の様子もよく見えるようになり、これもまた秋ならではの風景」と酒井先生は話します。
そして『豊平館』の中にも、酒井先生イチ押しの紅葉スポットがありました。
窓からの景色は、まるで一枚の絵のようですよね。
「窓が額縁のようになって、ちょうど横から見る木がすごくきれいな紅葉」と酒井先生は話します。
二階から見る紅葉もまた素敵。
「ブルーと紅葉のオレンジとの色のひびき合いがとても素晴らしい」といいます。
お気に入りのスポットは探してみては？
「樹木の美しい紅葉の色だけじゃなく、建物だったり池だったり、風景には色々な要素がありますから、その組み合わせで紅葉を楽しむのもいいのでは」と酒井先生。
みなさんもお気に入りのスポットを探してみてくださいね。
＊みんテレ10月13日OAのものです
