JFLラインメール青森、零封負けで4位転落 ヴェルスパ大分に0-1

【ラインメール青森-ヴェルスパ大分】後半、コーナーキックからゴールを狙うラインメールDFの多々良③ら。セットプレーも得点につながらなかった=弘前市運動公園陸上競技場

 日本フットボールリーグ(JFL)は29日、各地で第26節6試合を行った。3位ラインメール青森は今季初開催となる弘前市運動公園陸上競技場でヴェルスパ大分と対戦した。後半にミスから失点し0-1で敗れた。勝ち点を伸ばせず、順位を4位に落とした。

 青森山田高校サッカー部員約150人が訪れるなど、今季最多となる1516人の観客が詰めかけた一戦。ラインメールは前半、サイドを起点に攻め込んだが決定力を欠き、得点は奪えずスコアレスで折り返した。後半に入ると、一瞬の隙を突かれ先制を許す。29分、ゴールキックのこぼれ球を拾われ守備陣の裏に縦パスを入れられると、ゴール前の混戦でラインメールDFがクリアを試みたボールが大分のFW松木(青森山田出)に当たり、GKの手を弾きネットに吸い込まれた。追いつきたいラインメールだったが、最後まで厚みのある攻撃は見られず無得点に終わった。

 次戦は11月4日、敵地でブリオベッカ浦安と対戦する。

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