「彼のためにここにいる」プレミア50試合目でのゴールを両親誘拐のルイス・ディアスに捧げたジョタが告白「実は彼の代わりにプレーした」

ルイス・ディアスの代わりにピッチにたちゴールを決めたジョタ[写真:Getty Images]

リバプールのジオゴ・ジョタが、ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】ルイス・ディアスのために…ゴール決めたジョタが感動のパフォーマンス

29日、リバプールはプレミアリーグ第10節でフォレストと対戦。日本代表MF遠藤航は80分から途中出場した。

試合前、コロンビア代表FWルイス・ディアスの両親が母国で誘拐に遭ったと報道。ルイス・ディアスは欠場となり、チームを大きく揺るがす事件が起きた。

しかし、チームは一致団結。31分にジョタが先制すると、ルイス・ディアスへゴールをささげることに。35分にはダルウィン・ヌニェスもゴール。試合を優位に進めたリバプールは77分にモハメド・サラーがダメ押しゴール。3-0で勝利を収めた。

この試合で先制ゴールを決めたジョタは、ゴール後にベンチに向かい、ルイス・ディアスのユニフォームを高々と掲げた。

苦難に陥っているチームメイトを想っての行動。ジョタはチームの団結力を語った。

「同じ状況を経験していなければ、想像することさえできない状況だ」

「僕たちに言えるのは、彼のためにここにいるし、最終的には物事がうまくいくことを願っているということだけだ」

この試合は自身のプレミアリーグ50試合目。ゴールで祝うことに成功した。

「ゴールを決めるのはいつでも嬉しいし、僕にとっては明らかに重要なことだ。特に今日はルチョ(ルイス・ディアス)にとってもね」

「僕は得点できるとかなり感じていた。実は僕が彼の代わりにプレーしたんだ。僕たちはみんな彼と一緒で、それは僕だけでなく、彼にとって重要な瞬間だった」

「僕たちはみんな彼と一緒にいるし、それを示す良い機会だったと思う」

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