川崎が大阪の開幕8連勝を阻止、名古屋Dも同じく7連勝でストップ

第5節を終了し、全勝チームは不在に

B1リーグは10月29日で第5節を終了。全勝だった大阪、名古屋Dが土曜日の試合に敗れて、開幕7連勝でストップとなった。

中地区1位・川崎と西地区1位(共に対戦時)・大阪は10月28日、29日に大阪で対戦。土曜日の試合は、一進一退の激戦になった。大阪は開始3分で8-3というスタートを切ってまずリードを作るが、川崎は2Qにトーマス・ウィンブッシュの3Pプレー、藤井祐眞の活躍などで39-34と逆転する。大阪は3Q、ショーン・ロング、アンジェロ・カロイアロが引っ張って一旦リードを握るが、川崎の54-53で4Qへ。最終クォーターは互いに点を取り合っていく形になるが、川崎は能見悠仁、野﨑零也の3Pシュートなどで効率よく得点。残り7分21秒で68-58と2桁差にする。

ホームの大阪は声援を受けて木下誠、鈴木達也の3Pシュートなどで69-70と1点差まで詰めるが、逆転はならず。川崎はここから藤井が7得点して79-74で競り勝ち、大阪に初黒星を付けた。それでも大阪は翌日の試合は終始主導権を握って92-72で快勝。今季2敗目を喫した川崎は中地区2位に。代わりに7連勝の三遠が同1位になっている。
また10月25日の広島戦に勝利して開幕7連勝となっていた名古屋Dは先週末、宇都宮に痛い連敗を喫した。西地区はこれで1位・大阪(8勝1敗)のあとに2位・長崎 、3位・名古屋、4位・島根、5位・琉球の4チームが7勝2敗で並ぶ状況になっている。

スタッツリーダーを見ると、河村勇輝(横浜BC)が24.1点で平均得点1位をキープ。平均アシストでも2位(5.7本)となっている。平均リバウンド数1位はショーン・ロング(大阪)で12.0本、平均アシスト数1位は岡田侑大(京都)で6.1本である。

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