やはり板倉滉が欲しい? トッテナムは手術で離脱中も関心は継続へ、1月に獲得の可能性

板倉滉は足首の手術で現在離脱中[写真:Getty Images]

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(26)に対して、トッテナムは継続的に関心を寄せているようだ。

予てから板倉に関心を寄せていると報じられているトッテナム。1月の守備陣補強に動く中で、引き続き板倉を追いかけているという。

アンジェ・ポステコグルー監督が就任した今シーズンは、10試合を終えて首位を走っている状況。ただ、イングランド代表DFエリック・ダイアー(29)が完全に構想外となっており、今季は出番なし。1月に退団するものと見られている。

そのため、より強化しなければいけないトッテナム。そこで目をつけているのが板倉というわけだ。

マンチェスター・シティに所属したものの、フローニンヘンとシャルケへの武者修行に出ており、シティのユニフォームを着ることなく退団。2022-23シーズンからボルシアMGに加入し、守備の中心として君臨した。

板倉はボルシアMGで公式戦33試合に出場。ただ、昨シーズンはカタール・ワールドカップ(W杯)前に負傷離脱。今シーズンは順調にプレーしてきたが、10月に足首の手術を受けて現在は離脱している。

イギリス『TEAMtalk』はそれでもトッテナムが獲得に動くと主張。2026年夏までの契約を残しているが、ポステコグルー監督はユーティリティ性に溢れる板倉に関心があるという。

現在のトッテナムは、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ、オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンを中心に守備を構築。ファン・デ・フェンはヴォルフスブルクで結果を残した選手であり、板倉も適応できる可能性が高い。

さらに板倉はボランチでのプレーが可能な状況。これまでもプレーしてきたが、板倉を獲得することで2つのポジションをカバーできるということも、獲得に関心を寄せている理由だとしている。

日本は1月にアジアカップを控えているが、ヨーロッパでプレーする選手たちは招集されない可能性が高い。一方で、マリ代表MFイヴ・ビスマ、セネガル代表MFパプ・マタル・サールはアフリカ・ネーションズカップがあり、こちらはチームを離れる可能性も高い状況だ。

正式なオファーはまだ出してはいないようだが、板倉への関心は続く模様。果たして今季4人目の日本人プレミアリーガーが誕生するだろうか。

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