海田町で監禁された男性が現金を奪われ死亡した事件で、強盗の罪に問われた女に懲役2年8カ月が求刑されました。
被告の女(41)は去年6月、海田町の事務所でほかの男女6人と共謀し、暴行を受けて反抗できない状態の男性から約11万円を奪った罪に問われています。
検察側は「被害者が負傷して抵抗できないことを認識しながら共犯者と事務所内を物色した」「強盗の共謀は明らかで3万円を自己の取り分にした」などと指摘し、懲役2年8カ月を求刑しました。
弁護側は「共謀は存在せず無罪」と主張しました。判決は来月16日に言い渡される予定です。