非常時の手順の不徹底が原因 トヨタの生産ライン停止問題 原因となった仕入先の部品メーカーが会見

トヨタ自動車の生産ラインが止まる原因となった爆発事故について、仕入先の部品メーカーが10月30日に会見し、非常時の手順の不徹底が原因だったと発表しました。

(中央発條 小出健太社長)
「大変ご心配おかけして申し訳ありません」

自動車バネのメーカー「中央発條(ちゅうおうはつじょう)」では10月16日、愛知県豊田市の工場で爆発事故が起き、部品の供給を受けるトヨタ自動車は系列会社を含め、一時最大で8工場13ラインが稼働を停止し、影響は10日間に及びました。

中央発條の小出社長は30日の会見で、事故は高温異常を起こした燃焼室の設備を停止する手順の不徹底が原因だったと発表し、再発防止を徹底するとコメントしました。

一方、トヨタ自動車はことし4月から9月までのグループ全体の世界販売台数について、559万6000台余りと「過去最高」になったことを発表しました。

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