「優勝できるチームが他に3つ」混戦の上位争いの中ナポリとドローのミラン、ピオリ監督はやるべきことをやる「考えすぎないことを学んだ」

ナポリとドローのミラン・ピオ李監督[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督がナポリ戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

29日、ミランはセリエA第10節でナポリとアウェイで対戦した。3位につけるミランと4位につけるナポリの直接対決。試合は22分、31分とオリヴィエ・ジルーの2ゴールでミランがリードを奪う。

しかし、後半に入りナポリが反撃。50分にマッテオ・ポリターノのゴールで1点を返すと、63分にはジャコモ・ラスパドーリのゴールで2-2の同点に。そのまま試合は終了し、勝ち点1を分け合うこととなった。

ピオリ監督は試合後、後半早々の失点を悔やむと共に、チームの得点力不足を嘆いた。

「最初に失点を許したことで、相手を試合に戻してしまったことがミスだった」

「たった2ゴールを決めただけでは、パフォーマンスとしては十分ではないし、残念だ。なぜこんなにゴールが少ないのか?それがほんの一瞬であることを願うが、重要なのは多くのものを創造できることだ」

また、ハーフタイムにはクリスチャン・プリシック、2-2となった81分にはラファエル・レオンとジルーを交代させたことにも言及。新鮮な力を求めたとした。

「我々には新鮮なエネルギーが必要で、そして出た選手たちはよくやってくれた。この交代はチームを改善するために行われたもので、レオンが私に説明を求めてきたら、彼に説明するつもりだ」

インテルはローマに勝利して首位をキープ。ユベントスはエラス・ヴェローナに勝利しており、4位のナポリが追走する状態に。ピオリ監督はスクデット獲得は今季も簡単ではないと語った。

「監督の運命は常にクラブの手中にあり、我々が勝ちたいという野心を抱くのは普通のことだ。優勝できるチームが他に3つあることを知っている。ただ、私は考えすぎないことを学んだ」

「スクデットを獲得するのは困難か?そうだ。3年で2回目になるからそうなるが、ビッグクラブのレベルに達していないからではない」

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