侍ジャパン 坂倉将吾「やるからには勝ちたい。優勝目指す」 新井カープ 秋季練習スタート 黒田博樹アドバイザーの姿も

30日、広島カープが、早くも来シーズンへのスタートを切りました。マツダスタジアムで秋季練習を始めました。

石田充 アナウンサー
「澄み切ったきれいな青空が広がっているマツダスタジアムです。クライマックスシリーズの激闘から10日が過ぎました。きょうから新井カープ、2年目のシーズンに向けて合同練習がスタートです」

「マツダスタジアムの外野のスペースをかなり広く使ってのランニングが行われています。先頭には侍ジャパンのメンバーにも選ばれました 坂倉将吾 選手、同じく侍のメンバーに入りました 小園海斗 選手の姿もあります」

「そして、後ろの方には大きな体、ことし、2けたホームランの 末包昇大 選手も必死に走っています。気温は18℃近いということもあって、この時季にしては午前中ではあるんですが、選手たち、汗も光っています」

「ピッチャーで練習に参加しているのは2人です。ことし、先発として4勝をマークしました、2年目の森翔平投手。そのボールを受けているのは、ことし、4年ぶりの復活劇がありましたアドゥワ 誠投手です。CSでもナイスピッチングがありました」

「そして、マツダスタジアム1塁側ベンチの中ですが、黒いジャージ姿でサングラスをかけた 黒田博樹 球団アドバイザーの姿があります。新井カープ元年を本当にキャンプからたくさん助言をしながら支えてきました。そして、先日は日本シリーズの第1戦、阪神とオリックスのゲームでテレビの解説も務めていました。再び、広島に戻って、あらためてカープの選手たちへ熱い視線を送っています」

「そして、午後からはバッティング練習。最後のメニューはロングティーだったんですが、一番最後まで残っていたのが、末包選手でした」

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「しっかり振り切っていますよね」

石田充 アナウンサー
「『CSのときより感触がよかった』というぐらいの今、フィーリングだったそうです」

「そして、注目なのが、ドミニカカープアカデミーから3人の野手が今回、練習生として参加しているんですが、ラミレス内野手(21)です。1塁と3塁ができるそうんなんですが、このスイング、どうですか?」

天谷宗一郎さん
「すごくコンパクトなんですけど、飛距離を生んでいますから非常に楽しみだなと思います」

石田充 アナウンサー
「慎重191センチ・体重122キロという体格、21歳の右の長距離砲です」

「そして、小園選手と坂倉選手は来月、開幕するアジアプロ野球チャンピオンシップに備えていました。

侍ジャパン初選出 広島カープ 坂倉将吾 選手
「やるからには勝ちたいと思いますし、若い選手がいっぱいいますし、ぼくを含めて全員若いので、そこはみんなで協力して優勝目指してがんばりたいと思います」

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天谷宗一郎 さん
「本当に刺激をもらってほしいなと思います。同世代で12球団から集まるわけですから、いろんな刺激を受けると思うので、それをチームに戻って、還元していく。そうなれば、またカープがどんどん強くなるんじゃないかなと思います」

石田充 アナウンサー
小園選手は、監督が内野手として鳴らした 井端弘和 監督ということもあって、いろんなことを吸収したいとも話していました。

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