広島カープ ドラフト2位 高太一投手は広陵出身の左腕 大阪商業大へ緊急取材

プロ野球ドラフト会議で広島カープが2位に指名した大阪商業大学の 高太一 投手(22)に直撃取材しました。

坂上俊次 アナウンサー
「すいません。カープ2位指名、おめでとうございます」

大阪商業大学 高太一 投手
「ありがとうございます」

― きのう、どうでした。名前を読まれる前の気持ちは?
「そのときは不安でいっぱいだったんですけど、なんとか読まれて本当にうれしいなと思っています」

― カープに指名された瞬間は?
「ビクッてなって…」

― 愛媛県出身と聞いているんですが、広島カープってのはどうだったんですか?
「小さいころ、中学生ぐらいまではやっぱり父親の影響があって、けっこう広島ファン、広島カープの試合とか見ていて、すごく応援していました」

― 時代的に言うと、カープはこの選手を応援したぞと
「けっこう長いこと、小学校の低学年じゃないですけど、それぐらいから応援してきたので、本当にどれぐらいから…。東出選手とかが出ていたころぐらいから25年ぶりに優勝した年ぐらいまでずっと応援していました。

― カープのイメージは?
「カープファンの方のイメージなんですけど、やっぱり熱い方が、心を持った方が多いというか、すごく、心の中に炎を持っている、熱い心を持った方が多いと思っているので」

― 広島はすごく盛り上がっていて、けさの新聞「高『1年目から1軍』」。20年やりたいというコメントがあちこちに出ていますけど…
「究極の目標っていうところを聞かれて、自分的に数字みたいなところにこだわりはなかったので、やっぱり息の長い選手っていうのが一番いい選手だなっていうふうに自分の中で思っているので。その中で明確な数字を打てば20年間やれることが一番、プロ野球選手にとっていいことかなというふうに思って、そういう数字、そういう言葉を」

― ファンにどんなプレーを見せたい?
「どの立場にいても、どの役割でもしっかりこなせるぞっていうところとか、あと自分の野球面でいうと、まっすぐ(直球)が一番自信持っているので、どんどんまっすぐを強気に攻めていくピッチングっていうのを見てもらいたいと思っています」

◇ ◇ ◇

青山高治 キャスター
出身は愛媛ですけど、実家は今、広島にあったりとか、子どものころからカープを見ていたりとか、なによりも広陵出身だったりとか、地元色を強く感じる選手ですよね。

コメンテーター 木村雅俊 さん(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
もう広島の色が全然備わっているでしょうし、常廣くんとまた違うタイプで、おもしろそうなピッチャーですよね。

伊東平 アナウンサー
映像を見ていても威力があるんだなってのはわかりますし、今の1軍投手陣、特に中継ぎ陣は右ピッチャーが非常に多いので、この左というところでしっかりとアピールしてほしいと思います。

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