「公平なドロー」2点差を追い付いてミランとドロー、ナポリ指揮官が選手たちを称える「選手たちの態度には満足」

ミランとのドローもパフォーマンスを称えるガルシア監督[写真:Getty Images]

ナポリのルディ・ガルシア監督が、ミラン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

29日、ナポリはセリエA第10節でミランとアウェイで対戦。3位につけるミランと4位につけるナポリの直接対決となった中、試合は22分、31分とオリヴィエ・ジルーの2ゴールでミランがリードを奪う。

しかし、後半に入りナポリが反撃。50分にマッテオ・ポリターノのゴールで1点を返すと、63分にはジャコモ・ラスパドーリのゴールで2-2の同点に。そのまま試合は終了し、勝ち点1を分け合うこととなった。

勝ち点差を詰めるためには勝利が必要だったナポリだったが、前半の2失点から追い付いてのドローに。ガルシア監督は、勝つチャンスもあったとしながら、ビハインドからの選手たちの奮起を称えた。

「公平なドローだろう。前半はミランに値したし、後半は我々に値した。勝つことだってできたはずだ」

「チームの反応と激しさが気に入った。試合が再開され、同点匂い付き、運が良ければ最後の瞬間にクヴァラ(クヴィチャ・クワラツヘリア)が作ったチャンスで勝つこともできたかもしれない」

「選手たちにはよくやったと言う。我々はこの試合に勝ちたかったが、強い相手と対戦したので引き分けも正しいと思う」

また、追い付いた後半の戦いについても言及。システム変更だけでなく、選手たちのプレークオリティについても称えた。

「後半フォーメーションを変え、ラスパドーリをライン間移動させてシメオネを投入した。[4-3-3]だけではなく、他の戦術的解決策もある」

「なぜなら、何よりも攻撃においては、複数のプレー方法を知っている高い質の選手たちがいるからだ。ラスパドーリ自身が証明しているようにだ」

「ポリターノとクヴァラもサイドでのプッシュがとても上手かった。マッテオはよく働き、彼のパフォーマンスにとても満足している。試合の難しい瞬間における選手たちの態度には満足している」

「彼らは彼らのプレーを示した。個性と誇りを持っており、それがとても気に入っている」

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