スズ子の過去が判明、趣里と中越典子の演技が話題に

のちに戦後を照らす大スターとなるヒロインの成長を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。10月30日放送の第21回ではスズ子の出生の秘密が判明し、実の母娘役を演じる趣里と中越典子による演技がSNSで話題となった。

キヌ(右、中越典子)と話をするスズ子(左、趣里)(C)NHK

両親の故郷・香川を訪れたスズ子(趣里)と弟の六郎(黒崎煌代)。スズ子は、自分が両親の子ではなく、治郎丸家の子であることを知る。スズ子は、ショックを受けたまま本当の母であるキヌ(中越典子)が暮らす家へと向かう。

キヌは、スズ子を身ごもった当時、誰を頼ることもできず途方に暮れていたところ、ツヤに手を差し伸べてもらった過去を明かす。キヌから実の父・菊三郎からの遺品を渡されたスズ子だが、気持ちを整理できず呆然とたたずむのだった。

生き別れた娘の成長を涙ながらに喜ぶキヌと、自身の出生の秘密を知り衝撃を受けるスズ子が描かれた今回の放送。

ハードな展開と俳優陣の演技が話題となり、X(旧ツイッター)では「ツヤさん」「キヌさん」「白壁の家」など関連ワードが続々とトレンド入り。SNSでは、「趣里ちゃんの演技がヤバい」「中越典子と趣里の演技のうまさ 濃い15分やった」「月曜の朝からスゴいもんを見た」「15分とは思えない展開」など驚きに声が寄せられている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。10月31日放送の第22回では、ツヤの実家で弟の六郎がスズ子を心配しながら待っていた。

文/つちだ四郎

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