アトレティコとシメオネ監督が契約延長で合意か…契約期間は4年に?

契約延長合意が報じられるシメオネ監督[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、クラブとの契約延長で合意に達したようだ。スペイン『RTVE』が報じている。

昨シーズンの中盤は深刻な不振に陥り、一時は解任の可能性が取り沙汰されたシメオネ監督。しかし、後半戦から見事な手腕でチームを立て直すと、最終的に最低限の3位フィニッシュを決めた。

さらに、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で1勝2分けとやや苦戦しているものの、ラ・リーガでは直近の6連勝によって1試合未消化ながら首位レアル・マドリーと3ポイントの3位と上々の序盤戦を過ごしている。

そういったなか、直近の現地報道によると、現行契約が今シーズン終了までとなっているシメオネ監督は、アトレティコとの契約延長交渉が最終局面を迎えているという。

代理人で妹のナタリア・シメオネ氏が30日にクラブ首脳陣と会談を行い、条件面で合意に至ったとのことだ。契約期間に関しては2年か3年という報道もあるが、『RTVE』は2027年までの4年契約での合意と報じている。

2011年12月に現役時代もプレーした古巣に指揮官として戻ってきたシメオネ監督は、クラブ歴代最多となる640試合を指揮。ラ・リーガとヨーロッパリーグを2度ずつ制覇するなど、8つのトロフィー獲得に導いている。

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