米海兵隊トップが入院 「要緊急医療」、容体不明

米海兵隊のエリック・スミス司令官

 【ワシントン共同】米海兵隊は30日、海兵隊トップのエリック・スミス司令官が入院したと発表した。理由や容体は明らかにしていない。29日夜に緊急医療が必要になったとしている。

 9月に上院の承認を受けて司令官に就任したばかり。海兵隊の副司令官は空席となっており、戦闘開発司令部司令官のカーステン・ヘックル中将が代行を務める。

 スミス氏は、冨田浩司駐米大使と面会した様子の写真を10月28日にX(旧ツイッター)に投稿していた。

 中西部ミズーリ州出身。第1海兵師団や第3海兵遠征軍を指揮し、バーガー前司令官の下で副司令官を務めた。

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