警備会社が貸金庫の入出庫代行サービスはじめる

 災害や犯罪などから有価証券、貴金属といった財産を守る手段のひとつとして自宅での保管以外に金融機関の貸金庫を利用し保管することもできます。

 宇都宮市の警備会社が11月から金融機関とタイアップして、自宅から貸金庫に貴重品を運ぶ新しいサービスを始めます。

 新しいサービス「あんしんお届け金庫」は、貴重品搬送のプロである北関東綜合警備保障の警備員が、依頼者の自宅で貴重品を預かり貸金庫に入庫するほか、貸金庫から出庫し自宅に届けるサービスです。北関東綜合警備保障の調べでは警備業界では全国初の取り組みだといいます。

 11月1日から始まるのは、栃木銀行陽南支店の全自動貸金庫で、今後は栃木銀行やほかの金融機関と協議のうえ準備が整い次第拡大していきたいとしています。

 栃木銀行によりますと犯罪や災害が相次ぐ中、貸金庫の需要は高まっていてこれを機会に銀行までの移動が難しい高齢者や貸金庫の操作に不安がある人にも利用してほしいということです。

 「あんしんお届け金庫」の利用は、タイアップしている金融機関の全自動貸金庫を契約している人が対象となります。

 料金プランや利用方法など詳しくは「北関東綜合警備保障」のウェブサイトでご確認ください。

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