お父さんと「逃走中」満喫 「帰ったら家族の会話弾みそう」

黒いサングラスをかけた「ハンター」から逃げる参加者たち(京田辺市、同志社大サッカー・アメリカンフットボール場)

 人気テレビ番組を模して、親子で鬼ごっこを楽しむイベント「お父さんと逃走中」が28日、京都府京田辺市の同志社大京田辺キャンパスのサッカー・アメリカンフットボール場であった。秋空の下、参加者たちはグラウンドを思いっきり走って汗を流した。

 地域おこしに取り組む「三山木地域まちづくり協議会みやまきっずSP」が主催した。小学1~6年生の親子ら約40人が参加したほか、同大学の学生がスタッフとして参加した。

 参加者たちは15分程度の「逃走」の時間中、ハンター役の9人から逃げながら課されたミッションに挑戦した。ハンターと戦うためのアイテムを取りに行ったり、声をかけ合ったりしながら親子で協力して駆け回った。

 参加した男性(32)は「帰ってから家族でゲームのことで会話が弾みそう」とほほ笑み、小学4年の児童(10)は「楽しい思い出になった」と話した。

黒いサングラスをかけた「ハンター」から逃げる参加者たち(京田辺市、同志社大サッカー・アメリカンフットボール場)

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