深まる秋、名所駆け抜けるマラソン 滋賀・高島

メタセコイア並木の中を一斉に駆けだす参加者たち(高島市マキノ町)

 深まる秋の里山を駆け抜ける「2023びわ湖高島栗マラソン」が滋賀県高島市マキノ町で開かれた。メタセコイア並木を通るハーフマラソンなどを老若男女が楽しんだ。

 42回目の開催で、今回から市教育委員会やマキノ町果樹生産組合などでつくる実行委の主催。新型コロナウイルスの中断明けとなった昨年より200人以上多く、北海道から沖縄まで全国の1541人がエントリーした。

 農業公園マキノピックランドを発着点に、午前9時半に2キロの部がスタート。親子や小中学生ら参加者が勢いよく駆けだした。続いてハーフマラソンと10.6キロのクオーターマラソンの部も号砲。ランナーは雨上がりの田園風景の中を走った。

 2キロに参加した地元の小学3年の女児(9)は妹(4)ら家族でエントリーし「きつかったけれど楽しかった。来年も走りたい」と笑顔で話していた。

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