「雇用情勢は堅調」有効求人倍率は1.45倍 2ヵ月連続で上昇 高校生の求人は30年ぶりの高水準【長野】

長野朝日放送

先月の県内の有効求人倍率は1.45倍で2カ月連続で上昇し、長野労働局は「雇用情勢は堅調」との判断を据え置きました。

有効求人倍率は仕事を探す人1人に求人がどれだけあるかの割合で、景気に影響する雇用情勢を示す指標です。先月は1.45倍で、前の月を0.01ポイント上回りました。上昇は2カ月連続です。

■長野労働局・久富康生局長
「雇用情勢は堅調に推移している。ただし物価上昇などの影響を注視する必要がある。4月以降、5カ月連続で判断を据え置きました」

来年の春、卒業予定の高校生の求人倍率は3.09倍で、9月時点での3倍台は1993年以来、30年ぶりの高い水準です。人手不足と進学希望者の増加が影響したとみられます。

© 長野朝日放送株式会社