ハムストリング負傷のセルティック旗手怜央、復帰はクリスマス後に

写真:旗手はハムストリングを負傷して交代した。来年1月のアジアカップに間に合うか…… ©Getty Images

セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央が、負傷により2カ月ほど離脱することになりそうだ。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

旗手は10月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節アトレティコ・マドリード戦に先発出場したものの、足を負傷し開始わずか7分で交代。ピッチを去る際には涙を流す様子も見られた。

その後の検査の結果、ハムストリングに重大な損傷が判明したということで、およそ2カ月間の戦線離脱を強いられることになった。

セルティックのブレンダン・ロジャース監督はアトレティコ・マドリードに2-2で引き分けた試合の後、旗手の状態について次のように語っていた。

「プレーを見てもらえれば分かるが、彼は開始35秒で足を伸ばしており、早いタイミングで痛みを感じていたようだった。彼にとっては非常に残念なことだ。昨シーズンもハムストリングを痛めて離脱しているが、今回は別の故障だ。我々は彼がケガを負った原因を解明しなければならない」

また、ロジャース監督は旗手の復帰時期について「正確な時期については、100%は分かっていない」としつつ「クリスマス後まで欠場するのは間違いないと考えている」とコメントし、このように続けた。

「彼はチームスタッフやメディカルスタッフのサポートを受けられる立場にある。スタッフ全員が彼をサポートし、一刻も早く彼が戻ってくることを願っている」

ロジャース監督が言及した昨シーズンのケガは今年3月に負ったもの。また、今シーズン開幕直後のスコティッシュ・プレミアシップ第2節の試合でもふくらはぎを負傷し、およそ1カ月間にわたって戦線離脱を強いられていた。

そのケガから復帰してセルティックでポジションをつかみ、得点や活躍に絡む活躍を見せていただけに、旗手自身とセルティックにとっては大きな痛手。ロジャース監督が復帰時期を「クリスマス後」と見込んでいるだけに、フル稼働は2024年を迎えてからになりそうだ。

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