10月27日から30日にかけて、ラ・リーガ第11節の10試合が行われた。
バルセロナ vs レアル・マドリードの「エル・クラシコ」は開始6分、イルカイ・ギュンドアンが移籍後初ゴールを決めてバルセロナが先制。レアル・マドリードの反撃は後半に入ってからで、68分にジュード・ベリンガムが強烈なロングシュートを叩き込んで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムには右サイドからのクロスをルカ・モドリッチが触り、これを拾ったベリンガムが冷静に押し込んで決勝ゴールを奪い、逆転でライバルとの激闘を制した。
久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはアウェーでラージョ・バジェカーノと対戦。31分に先制を許したものの、41分にミケル・オヤルサバルのゴールで1点を返すと、後半には久保のクロスが相手の手に当たってPKとなり、オヤルサバルが冷静にキックを沈めて逆転に成功。後半アディショナルタイムに同点ゴールを許し、2－2の引き分けに終わった。
好調のジローナはセルタとホームで対戦。スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムにヤンヘル・エレーラが決勝ゴールを奪って1－0で勝利し、レアル・マドリードと勝ち点28で並び得失点差で2位につけている。
アラベスをホームに迎えたアトレティコ・マドリードは前半のうちにロドリゴ・リケルメとアルバロ・モラタが得点を奪い2点をリード。試合終了間際に1点を返されたが、そのまま逃げ切りに成功し、バルセロナをかわして3位に浮上した。
アルメリア vs ラス・パルマスは、1－1で迎えた後半アディショナルタイムにソリー・カバが決勝ゴールを奪ってラス・パルマスが勝利。アルメリアはいまだ未勝利で最下位に沈んでいる。マジョルカ vs ヘタフェはスコアレスドロー、セビージャはカディスに2点を先制されたものの、ルーカス・オカンポスとイヴァン・ラキティッチがゴールを奪い返して2－2の引き分けに持ち込んだ。
ベティス vs オサスナは1－1で迎えた後半アディショナルタイム、こぼれ球に反応したイスコが決勝ゴールを奪い、2－1でベティスが勝利した。アスレティック・ビルバオ vs バレンシアは2－2の引き分け。ビジャレアルはジェラール・モレノの2ゴールなどでグラナダに3－2と競り勝っている。
◉ラ・リーガ 第11節 結果
ジローナ 1－0 セルタ
アルメリア 1－2 ラス・パルマス
バルセロナ 1－2 レアル・マドリード
マジョルカ 0－0 ヘタフェ
カディス 2－2 セビージャ
ベティス 2－1 オサスナ
ラージョ・バジェカーノ 2－2 レアル・ソシエダ
アスレティック・ビルバオ 2－2 バレンシア
アトレティコ・マドリード 2－1 アラベス
グラナダ 2－3 ビジャレアル
