10月27日から29日にかけて、プレミアリーグ第10節の10試合が行われた。
首位に立つトッテナムはアウェーでクリスタルパレスと対戦。後半開始早々にジェームズ・マディソンの強烈なシュートがオウンゴールを誘って先制すると、66分には左サイドから崩してソン・フンミンが2試合連続ゴール。試合終了間際に1点を返されたものの、そのまま逃げ切って首位キープに成功した。
シェフィールド・ユナイテッドをホームに迎えたアーセナルは28分にエディー・エンケティアのゴールで先制すると、後半にはエンケティアがさらに2点を追加しハットトリックを達成。88分にはファビオ・ヴィエイラが自ら倒されて得たPKを決めてリードを広げると、後半アディショナルタイムには途中出場の冨安健洋がCKからのこぼれ球を押し込んでプレミアリーグ初ゴール。5-0の快勝で無敗をキープした。シェフィールド・ユナイテッドはいまだ未勝利で最下位に沈んでいる。
多くのケガ人を抱え陣容に不安のあるブライトンはホームでフラムと対戦。26分にパスカル・グロスのラストパスからエヴァン・ファーガソンが先制点を奪ったが、65分に同点に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。三笘薫は先発出場し、得意のドリブルで見せ場を作った。
オールド・トラッフォードで行われた「マンチェスター・ダービー」は、マンチェスター・シティが終始、主導権を握ると、26分にアーリン・ハーランドがPKを決めて先制。ハーランドは後半開始早々にもヘディングシュートを決めると、80分にはフィル・フォーデンのダメ押しゴールをアシスト。マンチェスター・シティが3-0の快勝を飾った。
ノッティンガム・フォレストをホームに迎えたリヴァプールは31分、ディオゴ・ジョタがこぼれ球を押し込み先制すると、その4分後にはダルウィン・ヌニェスが追加点。後半にはモハメド・サラーにもゴールが生まれ、3-0の快勝を収めた。遠藤航は80分から出場し、相手の反撃を封じる役割を担った。
チェルシーは苦手な相手であるブレントフォードとホームで対戦。53分に右サイドからのクロスをイーサン・ピノックが頭で押し込みブレントフォードが先制すると、試合終了間際にはカウンターからブライアン・エンベウモが追加点を奪い、ブレントフォードが快勝を収めた。
ボーンマスは11分にバーンリーに先制を許したものの、22分にアントワーヌ・セメンヨのゴールで同点に追いつくと、76分にフィリップ・ビリングが決勝ゴールを奪い、今シーズン初勝利を挙げた。サンドロ・トナーリの出場停止処分が開始されたニューカッスルはアウェーでウルブスと対戦。カラム・ウィルソンが2ゴールを奪う活躍を見せたが、ウルブスも粘りを見せ、2-2の引き分けに終わった。
エヴァートンは51分にドミニク・カルヴァート=ルーウィンが奪った1点を守り抜き、ウェストハムに勝利。アストンヴィラはルートン・タウンに3-1で勝利し、2連勝とした。
◉プレミアリーグ 第10節 結果
クリスタルパレス 1-2 トッテナムハイライト
チェルシー 0-2 ブレントフォードハイライト
ボーンマス 2-1 バーンリーハイライト
アーセナル 5-0 シェフィールド・ユナイテッドハイライト
ウルブス 2-2 ニューカッスルハイライト
ウェストハム 0-1 エヴァートンハイライト
アストンヴィラ 3-1 ルートン・タウンハイライト
ブライトン 1-1 フラムハイライト
リヴァプール 3-0 ノッティンガム・フォレストハイライト
マンチェスター・ユナイテッド 0-3 マンチェスター・シティハイライト