日中が共同で国民感情の世論調査

王毅・外相は10月19日、北京で開催された「北京・東京」フォーラムでのビデオ演説で、現在の日本の中国に対する理解は著しく後退しており、台湾問題では頻繁に一線を越えていると述べた。20日付香港各紙によると、中国と日本が共同で実施した最近の世論調査では、日本人の回答者の92%が「中国に対して良くない印象」を持っており、中国人でも「日本に対して良くない印象」を持つ人の割合は若干増加している。王外相は「米中関係の雰囲気の影響で近年、日中の国民間の感情は低い水準で推移し続けており、両国はこれに細心の注意を払い、協力しなければならないと考えている。両国はこの状況を逆転させなければならない」と指摘。王外相は日中関係を発展させるため、特に若い世代がより多くの交流を通じて相互理解と信頼を高め、強固な世論の基盤を築かなければならないと述べた。

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