「予想外の体験。シンガポール」、新ブランドキャンペーンが始動

シンガポール政府観光局(STB)は10月30日、東京・銀座のZouk Tokyoで、新たなブランドキャンペーン「Made in Singapore(メイド・イン・シンガポール)」を発表した。

発表会はクラブでポップに

新ブランドキャンペーンのテーマは「予想外の体験。シンガポール」。ブランドムービーやソーシャルメディア用ムービーの配信、インフルエンサー3人による現地情報の発信、同日、開設したSTB日本支局は公式インスタグラムを通じて、シンガポール旅行の機運を盛り上げていく。

「メイド・イン・シンガポール」は「それシンガポールにあります」の意味だと受け取った。

チャンギ国際空港では「インドアでの森林浴とレインシャワー」、飲食の屋台街ホーカーセンターでは「カニの皮むきに苦労して一汗」、今年5月にオープンした世界最大級の鳥園、バードパラダイスでは「色鮮やかな鳥たちの飛行ショー」が体験できる。

多民族で多様な文化、都会で見る人工的な星降る夜、自然の中にある洗練された大都会、それらにンガポールで出会える。

今年1~9月の日本からシンガポールへの旅行者は32万人。直近の月でようやくコロナ前の60%程度まで回復したところ。

説明会後の懇談の様子

STBのメリッサ・オウ長官は「コロナ禍が新しいブランドキャンペーンのきっかけになりました。メディアの皆さんには、日本の旅行者にシンガポール旅行への新たなモチベーションを与えてほしい」と呼びかけた。

発表会の会場となったZouk Tokyoは10月6日にオープンしたばかりのシンガポール発のナイトクラブ。クラブはとても久しぶりだし、会場も説明会中に出席者に飲み放題でカクテルがふるまわれたのも「予想外の体験。シンガポール」だった。

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