12月6〜8日の合同/ルーキーテストを限定配信。JRP、SFgoのオフシーズンコンテンツを発表

 10月29日に行われた第9戦をもって2023年シーズンを終えた全日本スーパーフォーミュラ選手権。シリーズを開催する日本レースプロモーション(JRP)は10月31日、『SFgo』のオフシーズンコンテンツおよび、恒例の『オフシーズン合同テストおよびルーキードライバーテスト』の開催スケジュールを発表した。

 10月27〜29日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された第8戦&第9戦『第22回JAFグランプリ』で、VANTELIN TEAM TOM’Sの宮田莉朋が自身初のドライバーズチャンピオン、TEAM MUGENが2年連続チームチャンピオンを獲得して一年の戦いに決着がついた2023年のスーパーフォーミュラ。

 10月31日には、シリーズを開催するJRPが「シーズンを通じ、12チーム・のべ25名(代役を含む)のレーシングドライバーに、たくさんの応援をいただき、ありがとうございました」と感謝の言葉を綴ると同時に、シーズン終了後もスーパーフォーミュラを楽しむべく、今季からスタートしたデジタルプラットフォーム『SFgo(エスエフゴー)』のオフシーズンコンテンツを発表した。

 そのなかで、例年シーズン終了後の恒例となっている『オフシーズン合同テストおよびルーキードライバーテスト』の開催スケジュールが正式に発表され、今年は最終戦の舞台となった鈴鹿サーキットで12月6〜8日の3日間で開催されることになった。

 合同/ルーキーテストのスケジュールおよび走行セッションは、12月6日(水)と7日(木)が10〜12時、14〜16時の一日2セッションが予定され、こちらは両日ともに参加ドライバーの対象制限はない合同テストになる。一方で8日(金)は、スーパーフォーミュラ決勝レース出走回数が積算で4戦未満のドライバーに限定されるため、実質上のルーキーテスト色が強くなり、こちらは9時30分〜11時、13〜14時30分の2セッションが行われる。

 SFgoでは、このオフシーズン合同テストおよびルーキードライバーテストの模様を限定配信する。配信は有料会員向けとのことだが、初日となる6日の午前中セッションのみ、無料会員でも視聴が可能だ。

 またSFgoでは、デジタル処理および権利処理を施した当時のトップフォーミュラアーカイブ映像を段階的に有料コンテンツとして配信していく。初回は、山本尚貴がニック・キャシディを破り逆転勝利でチャンピオンに輝いた2018年最終戦『第17回JAF鈴鹿グランプリ』を11月10日(金)に公開。以降の配信コンテンツはSFgoで順次通知が行われる。

 SFgoのサービス概要および詳細については、スーパーフォーミュラの公式サイト(https://superformula.net/sf3/sfgo/)を確認してほしい。

2023スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 ドライバーズチャンピオンを決めた宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
2023スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 シーズンエンドセレモニーで胴上げされる宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
2023スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 ルーキーイヤー初勝利を挙げた太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

■オフシーズン合同テストおよびルーキードライバーテスト開催スケジュール

開催場所:鈴鹿サーキット
12月6日(水)10:00〜12:00/14:00〜16:00 ※参加対象の制限なし
12月7日(木)10:00〜12:00/14:00〜16:00 ※参加対象の制限なし
12月8日(金)09:30〜11:00/13:00〜14:30 ※参加対象はルーキードライバー限定
【ルーキードライバーの基準】スーパーフォーミュラ決勝レース出走回数が積算で4戦未満のドライバー

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