西オーストラリア州首相が来日、「観光産業にとってパートナー」

西オーストラリア州のロジャー・クック首相が来日し、10月30日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で西オーストラリア州投資・貿易レセプションが開かれた。

今年は西オーストラリア州政府が1968年に東京事務所を開設してから55年目。

クック首相

クック首相は日本と西オーストラリア州の交易の拡大について、「日本は小麦の輸出先として第2位の相手国で、多くがうどんの原料となっています。また、約30年前に初めてLNGを輸出した相手国でもあり、現在、日本のLNGの32%が西オーストラリア州から輸入されています」と両者の強い結びつきを紹介した。

サフィオテ副首相

観光産業にとっても「パートナーです」と話し、10月29日に運航を再開したばかりのANAの東京-パース直行便で来日できたことを喜んだ。

また、リサ・サフィオテ副首相兼観光大臣は「2022-23年の日本からの来訪者数は全体の13位、消費額は14位でした。今年はこれまでに1万6000人が来訪しています。ANAの直行便再開でさらなる来訪に期待しています。ジンベイザメやクォッカもいます。西オーストラリア州で忘れられないアドベンチャーを体験してください」と呼びかけた。

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