チェルシー退団の向きがあるDFチャロバー、1月移籍の噂止まず… バイエルン、ドルトムント、ユナイテッドが関心か

移籍の噂が盛んなチャロバー[写真:Getty Images]

チェルシーのイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)に3つのビッグクラブが興味を示しているようだ。イギリス『TEAMtalk』が報じた。

2021年8月にチェルシーでファーストチームデビューを飾り、以降はコンスタントに出場機会を得ていたものの、今夏は移籍が取り沙汰された下部組織出身のチャロバー。移籍市場の最終盤には、トーマス・トゥヘル監督率いるバイエルン、もしくはノッティンガム・フォレストへの移籍の可能性が浮上したが、バイエルンはレンタル移籍を希望、フォレストからのオファーはチャロバーが拒否と、話はまとまることなく移籍市場の幕が閉じた。

ハムストリングの負傷により今シーズンはまだ公式戦のピッチに立つことができていないチャロバーは、引き続きチェルシーで定位置を争うことを望んでいるとのこと。しかし、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の長期的な構想には含まれていないようで、クラブはこの24歳の1月の売却を望んでいるという。

そういった状況の中、引き続き獲得に関心を示しているのがバイエルン。チェルシー時代にチャロバーをファーストチームデビューさせたトゥヘル監督は、今でもこのDFと良好な関係を築いているようで、1月の契約が選択肢の1つにあるという。

また、バイエルンのライバルクラブ、ドルトムントも契約に前向きとのこと。移籍の可能性について代理人と話し合っているという。イングランド国内ではマンチェスター・ユナイテッドがチャロバーの動向を注視しているようだ。

チェルシーは4500万ポンド(約82億1000万円)程度でチャロバーを売却したいと考えているというが、冬の移籍市場で新たな選手を獲得したいという思惑があることから、交渉の余地もある模様。一方、チャロバー本人は可能であればイングランドに残りたいと考えているようで、ヨーロッパの舞台でプレーすることも望んでいるとのことだ。

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