メッシの8度目バロンドール受賞は「茶番」 ドイツのご意見番が「相応しい」と主張した選手は?

通算8度目のバロンドール受賞となったリオネル・メッシ[写真:Getty Images]

元ドイツ代表のローター・マテウス氏が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのバロンドール受賞に疑問を呈した。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。

フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』は30日、2023年のバロンドール授賞式を開催。カタール・ワールドカップ(W杯)でキャプテンとしてアルゼンチン代表を36年ぶりの栄冠に導き、大会MVPにも輝いたメッシの受賞が発表された。

2021年以来、通算8度目のバロンドール受賞となったメッシには多くの称賛が寄せられているが、一方で異を唱える人物も。マテウス氏はメッシより昨シーズンのプレミアリーグで36ゴールを挙げてリーグレコードを更新し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)を含む3冠達成に貢献したノルウェー代表FWアーリング・ハーランドこそ、バロンドールに相応しかったと主張している。

「昨シーズン全体を通してみると、ハーランドはメッシより優れたパフォーマンスを見せていただろう。結局メッシが勝ちとることになったが、この結果はワールドカップが何よりも重要であることの証明になってしまっている」

「私にとってはメジャータイトルを獲得したハーランドこそ、過去12カ月で最高の選手だったと思う。彼はマンチェスター・シティでプレーし、そのリーグの得点記録も更新した。そんなハーランドをどうやって避ければ良いのだろう。私はメッシのファンではあるが、この決定は茶番だと思っている」

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