相次いだ踏切のトラブルで四国運輸局に報告書を提出/高松琴平電気鉄道【高松市】

鉄道踏切のトラブルが相次いだ高松琴平電気鉄道(=ことでん)は10月31日、四国運輸局から受けていた改善指示の報告書を提出。急務の安全対策について、会見で説明しました。
ことでんでは遮断機が正常に作動しないまま列車が踏切に進入するなどのトラブルが2015年以降、17件発生。今年6月、四国運輸局から改善指示が出ていました。
この日の会見では、今年4月と7月に発生した事案について報告書を提出したことを説明。安全面については今年度、踏切や線路、車両などの部品交換といった安全対策にかかる投資を例年のおよそ1・9倍の9億4800万円規模で実施していくとしました。
また、管理職が添乗して運転士の乗務実態を確認するなど、社員教育の徹底も図るということです。

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