去年、海上自衛隊の呉地区の部隊でセクハラ行為があり、面会を拒否するなかで加害男性から直接謝罪させていたと防衛大臣が明らかにしました。
木原稔防衛大臣「海上自衛隊においてセクハラ行為が発生したことは誠に遺憾であるとともに、被害者の心情に寄り添うことなくこのような対応を行ったことは、言語道断である」
去年、海自の男性隊員は後輩の女性隊員に対し背後から抱きつくなどのセクハラ行為を行いました。女性が面会を拒否する中で部隊のナンバー2となる男性1等海佐が半ば強制的に直接謝罪をさせたということです。
女性隊員はその後セクハラや上司の対応について許せないとして退職しています。
所属部隊は2月まで上級部隊に報告していませんでしたが、海上自衛隊は速やかに調査を進め懲戒処分をする予定としています。