札幌の街が臭い!雑巾のにおい?鼻おさえて歩き人多い…原因は「雪虫の大量発生」

冬の訪れが近づく札幌の街ですが、最近なんだか嫌な臭いがしませんか?

みんテレでは、その原因を探りました。

札幌で異様な臭い…原因は大量発生の雪虫

札幌の街で話をきいてみると「雑巾みたいな臭い」「酸っぱいような臭い」と、みなさん不快な臭いを感じている様子

臭いを感じ始めたのは、10月25・26日あたりといいますが、ちょうどこの時期、街には雪虫が大量発生していました

臭いとの関係があるのでしょうか。

番組では、専門家に話をきいてみることに。

「雪虫の中のケヤキフシアブラムシが大量発生して、これの臭い」と話すのは、北海道大学の秋元信一名誉教授。

ケヤキフシアブラムシは、白い綿がない雪虫。

「アブラムシは広い分類だとカメムシの仲間に入る」と秋元教授。

このグループ全体として大なり小なり臭いがあり、今回のような大発生になると臭いを感じるといいます。

ケヤキの木に卵を産むため、公園など近くにケヤキがある場所で特に大量発生しているケヤキフシアブラムシ。

発生は11月上旬まで続くとみられています。

*みんテレ10月27日OAのものです

© 北海道文化放送株式会社