ブギウギ第23回・現状に甘んじないスズ子が礼子と再会する

歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第23回(11月1日放送)では、スズ子が香川から戻ってきて3年の月日が経ち、歌劇団の人気を支えるまでに成長する。

舞台に立つスズ子(趣里)(C)NHK

昭和12年(1937年)、ヒロイン・スズ子(趣里)が故郷の香川から戻ってきて3年。「梅丸少女歌劇団(USK)」は、秋山(伊原六花)のタップダンスとスズ子の歌を二本柱に、ますます人気を集めていた。しかし、スズ子は自身の現状に満足してはいなかった。

思い悩むスズ子だったが、ある日ラジオから流れてきたある曲を聴いて感銘を受ける。そんななか、元トップスターの礼子(蒼井優)と股野(森永悠希)が久しぶりに劇団を訪ねてきて・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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