【栃木】岩舟町静戸の休耕地でコスモスが見頃を迎えている。白や紫、ピンクなど花が鮮やかに咲き、地元住民らを楽しませている。
コスモス畑は地元自治会のいずれも同所、農業の栃木孝(とちぎたかし)さん(73)と栃木敏文(とちぎとしふみ)さん(72)が中心となって整備した。新型コロナウイルス禍で夏祭りなど催しの中止が続き、住民同士の交流を目的に初めて企画した。
約40アールの畑は昨年まで草が人の背丈ほどに伸びていたが、草刈りや重機を使って整備。8月下旬に小学生ら約30人を招いて種をまいた。
コスモスは10月下旬に見頃を迎え、あと1週間ほど楽しめるという。2人は「来た人の目線の高さで花を見られるようになっている。来年以降も続けていきたい」と話している。
コスモス畑は国道50号鎧ケ淵交差点から北へ約150メートル。