佐賀バルーンフェスタ開幕 熱気球120機超、アジア最大級

「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開幕し、佐賀市の嘉瀬川河川敷から上昇する熱気球=1日午前7時32分(共同通信社ヘリから)

 アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が1日、佐賀市の嘉瀬川河川敷で開幕した。新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに本格的に外国選手を招待し、16の国と地域から計125機の熱気球が参加する。5日まで。

 風を読んで気球の高度を調節し、設定された目標地点にいかに近づけるかを競う。有明海と山地に囲まれた佐賀平野の上空は、地形の影響を受けて向きや速さが異なる風の層がいくつも重なっており、国内屈指の競技エリアとされる。

 期間中は、動物などのゆかいなバルーンが並び、4、5日の夜間には河川敷に並べた気球をバーナーの炎で幻想的にライトアップする。

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