宇都宮市小学校陸上競技大会 4年ぶり全4種目実施 児童2千人が出場

 新型コロナウイルスの影響で、これまで中止や規模の縮小を余儀なくされてきた小学生による陸上競技大会が31日、宇都宮市内で開かれました。各学校の代表選手約2千人が参加したほか、4年ぶりに観客も入れて全ての種目が行われました。

 気持ちの良い秋晴れとなった31日、宇都宮市の小学校体育連盟主催の小学校陸上競技大会が開かれ、50回目の記念となる今年度(2023年度)は、カンセキスタジアムとちぎで初めて行われました。

 出場したのは宇都宮市内の71の小学校から5年生と6年生の代表選手約2千人で、今回は児童や関係者以外のスタンド観戦も認められました。2020年と2021年は新型コロナの影響で中止され、昨年度(2022年度)は時間と規模が縮小されての開催だったため、見送られていた団体種目のリレーを含め4種目すべてが実施されるのは4年ぶりです。

 午前中は100メートル走と走り幅跳び、走り高跳びの3種目が行われました。午後には400メートルトラック1周を4人で走るリレーが行われ、仲間から贈られる大きな声援を背に選手らはバトンをつなぎ、懸命の走りで応えていました。そして計測器に好タイムが映し出されると会場は割れんばかりの拍手に包まれていました。

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